【サリド戦】ロマチェンコ【プロでの負け試合】

2019年9月28日

現在パウンドフォーパウンド(ボクシングにおいて階級の壁なしの強さランキング)トップに位置している
ワシルロマチェンコは先日、2019年9月1日にWBCライト級1位ルークキャンベルと対戦し、

3-0でキャンベルを下し、ライト級転向四戦目にして世界ライト級3団体統一を果たしました

プロに転向し、三階級上げなおかつ圧倒的に勝ち続けてきている精密機械、Hi-techことロマチェンコには負け試合などあるのでしょうか

ロマチェンコの負け試合とは

実はボクシング界の天才ロマチェンコにもプロ転向15戦のうち、一敗だけ負けた試合があります

 

それは2014年3月1日にプロ転向2戦目においての試合、相手は当時WBO世界フェザー級王者オルランド サリドでした

オルランド サリドのプロフィール

オルランド・サリド
photoby boxingscene
1980年11月16日生まれ(38歳)
メキシコ国籍
身長 168㎝(リーチ170㎝)
戦績63戦44勝(31KO)14敗 4分 1無効試合

プロでの試合経験がかなり豊富ですが、戦績をみると勝率はまずまずといったところでしょうか

過去には体重超過による王座失格、

またドーピング検査において陽性反応が出た事にのよる無効試合など、少しダーティな面もあるようです

現在スーパーフェザー級まで階級を上げているみたいですね

※2019年9月3日現在

サリド戦の結果、内容は?

2-1によるサリドの判定勝利でした

 

サリドによる前日計量2.25ポンド(1.021キロ)の体重超過や

ホールディング、組みつきに紛れてのローブローなどかなり悪質な戦いを仕掛けてきました

しかしロマチェンコの方もクリンチ回数がかなり多く、泥仕合の様相を呈していました

ロマチェンコのクリンチが多いのは戦術によるものとする声もあります

理由としてプロでの12ラウンドに慣れていないとする点

またサリドはこの試合をフェザー級最期の試合として位置付けをしており、
次の試合からは1つ階級を上げています

この試合で王座剥奪されてでもロマチェンコに勝ちたい思いがあり意図的に仕掛けたとする声もありますね

これに対しロマチェンコはサリド戦を振り返り、

サリドとの再戦には興味がないね。彼との交渉にはうんざりしているよ。別に負けたことを気にしてもいない。自分には確固とした実績があるし、いま再戦しても、むしろサリドの方にメリットがあるのではないかな。だから、現時点でこの再戦には興味がないんだよ。」

 

ロマチェンコは以前は再戦に興味を示していたものの、サリド側の拒否により交渉は決裂しているようです

サリド側はもしかしたら勝てない事を悟っているのかもしれません

Twitterでの反応

まとめ

・ロマチェンコにはプロでの敗北経験がある

・相手は元WBO世界フェザー級王者のオルランド・サリド

 

・試合内容はサリドによるホールディング、ローブロー、頭突きなどラフプレーが目立った