【選手紹介】ワシル・ロマチェンコ【ファイトスタイル 戦績】

2019年9月28日

1988年2月17日生まれ

ウクライナ国籍
身長 169㎝(リーチ166㎝)
現体重 61㎏
戦績 15戦14勝(10KO)1敗
サウスポースタイル

ニックネーム  Hi-Tech(ハイテク)

※2019年9月現在
ロマチェンコのステータス

タイトル

WBOインターナショナルフェザー級王座

WBO世界フェザー級王座 →返上

WBO世界スーパーフェザー級王座→返上

WBA世界ライト級スーパー王者

WBC世界ライト級王座

WBO世界ライト級王座

リングマガジン世界ライト級王座

主な戦績

フェザー級時代

2013年10月12日

プロデビュー

2014年3月1日
当時WBO世界フェザー級王者であった、オルランド・サリドと対戦し
12回1-2の判定負けを喫した
2014年6月21日
当時WBO世界フェザー級1位のゲーリー・ラッセル・ジュニアとフェザー級王座を巡り対戦し、(サリドの王座剥奪によって空位となったため)
12回2-0の判定勝ちをおさめた

→WBOフェザー級王座獲得(プロ最短王座獲得タイ)

スーパーフェザー級時代

2016年6月11日
当時WBO世界スーパーフェザー級王者のローマン・マルチネスと対戦、右フックで5回失神KOでローマン・マルチネスを沈めた

→WBOスーパーフェザー級王座獲得(プロ7戦目で2階級制覇は世界最速)

2017年12月9日

当時WBAスーパーバンタム級王者で、WBOスーパーフェザー級1位のギレルモ・リゴンドーと対戦、技巧派であり無敗であったリゴンドーも6回終了時に棄権をし、ロマチェンコの勝利となった

ライト級

2018年5月12日
ライト級に転向後初戦で当時WBA世界ライト級王者であったホルヘ・リナレスと対戦、6回においてキャリア初のダウンを喫するが、そこから得意のボディブローの一撃で10回TKO勝利
リナレスは前年のルーク・キャンベル戦で肋骨を痛め、メルシート・ゲスト戦でボディブローを狙い打たれていたこともあり、ロマチェンコはそこを狙っていたのではないかとされている

→WBA世界ライト級王座獲得

2018年12月8日
当時のWBO世界ライト級王者ホセ・ペトラザと2団体統一戦を行い、12回3-0で判定勝ちをおさめた

→WBO世界ライト級王座獲得

2019年8月31日
WBC世界ライト級1位のルーク・キャンベルとWBC世界ライト級王座決定戦を行い(同ライト級王者だったミゲル・アンヘル・ガルシアが名誉王者と認定し、空位となったため)12回3-0の判定勝利を果たした
→WBC世界ライト級王座獲得

ファイトスタイル

サウスポースタイルである

フットワークを生かしたスピード、ディフェンス、テクニックで攻守において当たらずに当てるを体現している
(ダウン経験はプロキャリアにおいて一回のみ)

また牽制、強弱、フェイントを使い分けるジャブ、数々の相手をダウンさせてきた強力なボディブロー、右も左も非常に多彩であり、それがすべて高速で放たれる

打ち際に外側にステップすることで相手の死角に回り込むロマチェンコ・ステップ

これらの超絶技巧は無尽蔵のスタミナ、運動量が支えているといえる

メモ

・2019年9月現在PFP1位である

・アマチュア戦績398戦396勝1敗1分で世界選手権、五輪においてフェザー級(54㎏ー57㎏)、ライト級(56㎏ー60㎏)の金メダルを獲得している

・フェザー級から3階級上げてきたが体格的にライト級がヤマとみられてる

・プロキャリアにおいてのダウン経験はホルヘ・リナレス戦のみである

・あまりの強さから”ノーマス”(もうたくさんの意)を文字ったノーマスチェンコの異名を持つ