【階級上げ】井上尚弥の次戦以降の対戦相手は?【適正体重】

2019年9月28日

11月7日にさいたまスーパーアリーナでWBSSの決勝、ノニト・ドネアと対戦する井上尚弥ですが、

バンタム級(52.163〜53.524kg)に上げてから数々の多くの強敵を退けてきました

特にここ数試合の試合展開は初めの数ラウンドで終わってしまってしまう展開が多いですが、

仮にドネアとの決勝を制した場合、井上の対戦相手はまだバンタム級(52.163〜53.524kg)にいるのでしょうか?

また井上の適正階級はどの階級なのでしょうか?

井上尚弥の次戦以降の対戦相手は?

もしドネアに勝利し、WBSSの決勝を制した場合、井上尚弥はスーパーバンタム級、もしくはフェザー級に階級を上げると思っています

バンタム級にはもう相手になるような選手はいないために次戦以降は階級上の選手と対戦していくことになるのではないでしょうか

井上の次戦以降の対戦相手1
ダニエル・ローマン

まず紹介するのはスーパーバンタム級の統一王者であるダニエル・ローマンです

年齢は29歳、アメリカ国籍の選手で、

身長は同階級では平均的な165㎝、リーチは171㎝井上尚弥とほぼ体格は同じです

戦績としては30戦27勝(10KO)2敗の1引き分けと、勝ち星こそ多いものの、KO率がやや低い印象です

しかし2019年4月にはIBF世界王者のテレンス・ジョン・ドヘニーを判定で破るなど

確かな実力を持っています

ローマンの特徴としては攻守のバランスが良く、攻撃面では左のパンチが多彩であるという点、ディフェンスにおいては上体を上手く使って躱し、ロープを背負う場面においても同様に打たせずに打つを体現しています

しかしKO率を見て分かるように、

一発で試合をひっくり返すようなパンチを持っているわけではなく、しっかり試合を組み立て堅実に勝ち筋を見出していきます

なおローマンはインタビューにおいて、
階級をスーパーバンタム級から1つ落とし、

井上尚弥と対戦する意思をみせています

井上の次戦以降の対戦相手2
エマヌエル・ナバレッテ

次に紹介するのもスーパーバンタム級WBO王者エマヌエル・ナバレッテです

メキシコ出身の選手であり、

身長は170㎝、リーチは破格の183㎝

まだ24歳と、これから期待のルーキーです

戦績は29戦28勝うち24KO、1敗と

KO率が非常に高いのが特徴です

優れたリーチから繰り出す中距離からの攻撃、

ロープ際に追い込んだ際の左右のフック、ラッシュによってガード上からでも崩せるパンチ力を持っています

ドネア同様、一発の強さを持っています、

階級上の選手であること尚更怖いですね

ただローマンに比べると全体的に纏まった印象はなく、やや大振り気味のパンチには

井上などの高い技術を持った選手には懐に入ってのカウンターを合わせられそうな感じではあります

井上の次戦以降の対戦相手3
ギレルモ・リゴンドー


こちらも現階級はスーパーバンタムの選手です

身長は161㎝、リーチは172㎝

キューバ出身の選手で

21戦19勝うち13KO、1敗、1無効試合

とほぼ無敗の選手であり、井上の次戦対戦相手のノニトドネアにも圧勝しています

サウスポースタイルで右足を軸に、

右手で常に相手との距離を測りながら、

一瞬で踏み込んで右ストレートで仕留める、

完璧なアウトボックスが

従来のリゴンドーのスタイルでしたが

2017年にロマチェンコに負けて以降、

スーパーバンタムでの2戦はこれまでの打たせずに打つスタイルを捨てて、

初めからKOを狙いにいくインファイターに変貌を遂げています

しかしこれまでのリゴンドーなら

この2戦もポイントを着実に稼いで、危うい勝負はせずに勝てていたと思いますが、

もともとリゴンドーは不運なチャンピオンであり、しょっぱい試合が多く、いまいち盛り上がりに欠けると言われてきました

ファイトスタイルが大きく変わったのは

年齢が38と終わりが近づいていること、

プロモーターが変わったこと、

ロマチェンコに負けたことをきっかけに

リゴンドーの中の何かが変わったからなのかもしれませんね

ファイトスタイルが変わったリゴンドーは、

少々不安定さを感じます

これにかつての完璧なディフェンスがついてこれば井上でも少々手こずるかもしれませんが
今のリゴンドーなら、、と感じざるを得ないです

そもそも論、チャンピオンでないリゴンドーと試合が組まれるかどうか、

そこがネックのような気がします

まとめ

・次戦以降対戦が望まれるのはローマン、ナバレッテ、リゴンドーの三選手

・スーパーバンタムだけではなく、フェザー級に挑戦する可能性もある