【試合予想】スペンスJr vs ショーン・ポーター【ファイトスタイル】

2019年10月1日

 


9月28日、IBFウェルター級王者のエロール・スペンス・JrとWBCウェルター級王者のショーン・ポーターが統一戦を通して激突します

スペンスJr.のファイトスタイルは?

183㎝のリーチを生かしたジャブで

中距離圏内を支配し、

相手は常にガードを高く保ちますそこをハンドスピードの速さを生かしたボディストレート

また得意のフックをボディに打ち込んだりと上下、

左右の打ち分けを上手く使って翻弄し、接近戦で決めきるパンチ力、

止まないラッシュで沈めていきます

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ショーン・ポーターのファイトスタイルは?

170㎝とウェルター級にしては小柄であり、

パンチを貰ってでも打ちに行くスタイルです

ダッキングを主にパンチを躱し、ボディブローにつなげる事が多く、

少しそういった意味では読みやすいのかもしれません

ただ猪突猛進であり、波状攻撃にはディフェンスする方としては厄介である事でしょう

2人の王者のKO率は?

スペンス25勝21KO(84%)  ポーター30勝17KO(56%)

ポーターは打ちに行くスタイルにしてはKO率はそこまで高いわけではないですね

対するスペンスは8割と高いKO率を誇り、勝負所を見極めていることが分かります

ポーターVSスペンスJr 試合予想

序盤はスペンスがジャブで距離を測りつつ、
一瞬の隙を狙いにいくでしょう、

対するポーターはスペンスの試合運びの巧さを知っているために
はじめから積極的にKOを狙いにくると考えられます

中盤以降は以前のマイキーガルシア戦と同じく、ポーターはなすすべなく、
スペンスのターンになるといえるでしょう

運動量の高いポーターであってもガードが下がったタイミングをスペンスは見逃すことはなく、

このあたりから体格差が顕著に出てくることになると思われます

終盤以降まで試合が続いた場合はポーターがポイント差で詰めるのは難しく、
無理やりにも前に出てくることになるでしょう

そこでスペンスのクロスカウンターが炸裂してKOすることになるのではないでしょうか

まとめメモ

・スペンスはリーチがあり、体格差を生かし常に有利な展開になる

・KO率、勝率もスペンスの方が高く、試合予想としてもスペンスの勝利を見込んでいる