【負け試合は】朝倉未来の強さは?【RIZIN全戦績】

2020年4月22日

朝倉未来
1992年7月25日
愛知県豊橋市出身
身長 177㎝
基本体重 73㎏ (試合では66-70㎏)
スタイル サウスポー オーソドックス
バックボーン 空手 相撲

RIZINでの戦績は?

なんと5戦全勝です!
プロ全試合通しての戦績は13試合11勝1敗、1無効試合です
ここ6試合は全勝と、だいぶ勢いが乗ってきていますね!

日沖発
2018年8月12日 RIZIN.12(RIZIN初戦)

1R、初めは左足を前にオーソドックスで構えるが、途中スイッチし、左のミドルを積極的に放っていく、またテイクダウンをとられる場面もあったが上手く切り離し、日沖発がダッキングしたところにヒザを入れ、体が落ちたところに追い討ちのパウンドでTKO勝利

カルシャガ・ダウトベック
2018年9月30日 RIZIN.13
66kg契約

1R、未来はサウスポースタイルで試合に入る

ダウトベックがバランスを崩した所をグラウンドに持ち込み、サイドポジションからチョークで絞めたがうまく極まらなかった

その後もグラウンドの攻防が続く

2R、カウンターからダウトベックにテイクダウンをとられ、一時はマウントポジションまで取られたが、逆に取り返しヒザ、マウントポジションからパウンドで削っていく

3R、2Rのダメージから足に力が入らないダウトベック、未来は一瞬のスイッチから右のハイキック、腰を落とした速いタックルなどで翻弄していた

結果的には3-0で判定勝利した

途中ローブローなどもあったが、スタンド、グラウンドどちらもやや朝倉かなといった印象でした

リオン武
2018年12月31日 RIZIN平成最後のやれんのか
68㎏契約

1R、未来のローキックにオーバーハンドを合わせるリオン武、出だしからお互い一歩も引かない。中盤以降右足を前足にサウスポーに変えた未来はキックフェイントを入れ、踏み込みの速いワンツーを放つ、また1Rの終わりには飛びヒザからコーナーに追い詰めた

2R、未来は左のミドルからワンツーと意識を上下に散らしていく、そして中盤にリオン武の顔が下に向いたところを左のヒザを入れ、TKO勝利

この試合の鍵はサウスポースタイルと左のキックにあると思います。左の種類が多彩であり、またキックからパンチに繋げるのが非常に早く、リオン選手はそういったところにやり辛さを感じたのかなと思います

ルイス・グスタボ
2019年4月21日 RIZIN.15
68㎏契約

関連記事:
【朝倉未来との激闘】ルイスグスタボは強い?【rizin戦績 ファイトスタイル】

1R、開始直後グスタボの右ハイが未来の顔を捉える。テイクダウンを取りかえされた後にフロントチョークで絞められるがロープ外に出たことによって仕切り直しとなり、ロープに助けられた

2R、左ミドルを2発いれた未来はマウントポジションを取ったが、有効打といえるものはなかった。のちのスタンドでの戦いでは両者すさまじいパンチの応酬、乱打の中グスタボが倒れる(一部では未来のバッテイングであるとしている)この時点ではグスタボにはダメージは残っているような感じであるが立ち上がる

3Rには両者積極的に打ち合う展開に、どちらもかなり良いのを貰っているが、スタンドに関してはグスタボが押していたと感じるラウンドであった

結果としては3-0の朝倉未来の判定勝ち、

無敗のグスタボに対して苦戦しつつも勝利しました

矢地祐介
2019年7月28日 RIZIN.17
70㎏契約

1R、矢地は左右のキックを使い分けて翻弄し、

中に入らせない、未来は少ない手数だがカウンターを的確に狙っていく

2R始まってすぐ矢地のタックル、しかし難なく切る未来、先程と同様に左右のキックで組み立てる矢地に対して一瞬の踏み込みでカウンターを入れる

得意のヒザ蹴りに足をとられても体勢を崩さない未来の腰の強さ半端ないですね、、

3R、的確にタックルを切りテイクダウンを許さない未来、それでも狙いにくる矢地、両者の余裕の有無が明確に出ているラウンドとなった

終了間際には未来がダウン?を奪うなどしたが、判定にもつれる展開となった

結果は3-0の未来の勝利、矢地は左右のキックをちらして距離を取るのは良かったかもだけど、良い打撃をもらうとすぐ下がるのは頂けない。気持ちの面でかなり余裕が無かったことが大きくあると思います。結果論ではありますが3Rはテイクダウンを取れないと分ったのなら、スタンドでダウン覚悟で狙いにいくのがよかったのかな、、(矢地本人はテイクダウンに固執していたわけではないと振り返ってました)

RIZIN 20
2019年12月31日
VSジョン・マカパ
66㎏契約

ベラトール対抗戦の目玉カードであり

ベラトールからの刺客、
ジョンマカパ選手は柔術黒帯であり、
戦績は23勝4敗2分、うちサブミッションは10勝
グラウンドの得意な選手といえます

ベラトールではトップではないものの、
未来選手の外での実力を測るにはいい相手だと思います

1R,序盤からマカパ選手はローで崩していくが、
未来選手は素早い踏み込みからボディとフックをコンパクトにまとめる

その後も左ミドル、飛ひざからのワンツーなどいい動きを見せる
(マカパ選手はローや前蹴りを使って距離をとっていきましたが
テイクダウンは取れないか、、といったところ)

2R,打ち合いまでに発展しないがスタンドでの攻防が続く

マカパ選手は変則的にダッキングから
シングルレッグのテイクダウンを狙うが、
未来選手は腰を落とし難なく切っていく

2R終盤には打ち合いの展開になり、
未来選手はいいパンチをもらいますが、
その後はパンチを見切っていた

3R、開始直後からテイクダウンを狙うマカパ選手
しかしグラウンドの展開には持っていけない

このあたりから
ややマカパ選手のパンチが大ぶりになっているが、
対して未来選手はコンパクトにまとまっています
(この時点で有効打の数も圧倒してますが
マカパ選手の打たれ強さが光りました)

終盤もテイクダウンを許さず、
そのまま未来選手の判定勝利となりました

RIZIN 21
2020年 2月22日
VS ダニエルサラス
68㎏契約

1R、序盤からサラス選手は手数大目に攻めていく、
未来選手は詰められたら後ろに下がりながらカウンター

ミドルキックにはショートのボディ、フックをまとめる

いつものごとくテイクダウンは許さず、
ボディストレート、
飛びひざ?のフェイントのロングフックなど
その後も多彩な打撃を見せる

1R終了後、サラス選手は右目が大きく腫れており
一度ストップが入るが、再開、2Rに突入

2R、サラス選手は前足を交互にスイッチし、
距離をコントロールする

1Rに引き続き、未来選手の打撃が光ります
左ボディブローを入れると、
二段蹴りで右ボディに強烈な一撃を入れる

直後に左ハイキックで、腰が落ちたところを
パウンドでKO勝利をあげました

今回の相手、サラス選手はやや直線的な攻撃が多く、
打撃はほぼ見切れていたなど、
見た目以上に実力差があった印象です

朝倉未来の負け試合は?

朝倉未来の負け試合としては2017年10月28日、
韓国最大の総合格闘技団体ROAD FCの二戦目、
ROAD FC元バンタム王者のイ ギルウと対戦した試合です

試合結果は0-3の判定負け
内容としてはテイクダウンを取られるなど劣勢での判定負けでした

朝倉未来のファイトスタイルは?

自他ともに試合を分析して相手を攻略する頭脳派ファイターです
相手などに合わせてサウスポー、オーソドックス巧みに使い分けられます
(入りこそオーソドックスで構えることはあっても
ほぼ途中からはサウスポーに切り替えていることが多いです)

スタンドではサウスポーに構えた時の左のキックの多彩さ、
相手の動きに合わせたヒザ蹴り、キックからの素早いワンツー
また一瞬のスイッチからの右のハイキックなど
すべて高いレベルから攻撃を繰り出します

グラウンドでは弟の海と同様に腰の強さがかなり強く、
【選手紹介】朝倉海の強さは?【rizin戦績】
ほぼテイクダウンを取られないです
(相撲をやっていたからみたいですね(笑))
グラップリングの技術もありますが、立ち技の技術が高い選手といえるでしょう